効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

奈良で日仏交流

午後から連れ合いと一緒に車で奈良市の中心部にある ならまちセンターまで出かけた。フランスのリヨンからリヨン少年合唱団が来て、市民ホールで唱ってくれるのだ。また、これに地元のまつぼっくり少年少女合唱団が友情出演する。子どもを中心にした日仏交流だ。リヨン少年合唱団は10年前にも奈良を訪れたことがあるが、その時に奈良の魅力にとりつかれた団長が来日最初の演奏の地を奈良に決めたと聞いた。1200年の歴史を持つ合唱団で10歳から25歳までの男性がメンバー。今回は全体の半分の40数名が来日した。リヨン大聖堂聖歌隊。男性だけの聖歌隊は珍しいそうだ。
友情出演する まつぼっくり少年少女合唱団は、荒井敦子さんが主宰する混声合唱団。といっても殆どが女の子でわらべ歌を主題としている。荒井さんは連れ合いが責任者で活動する日本ユニセフ協会奈良県支部の理事を引き受けていただいていて、10年前の設立の時にこの合唱団が賛助出演してくれた。そして来週の日曜日25日に奈良県支部設立10周年記念行事でも唱ってくれる。長いつきあいだ。連れ合いはフランスが好きでもあるので、来週に向けた準備で忙しい中、なんとか時間をやりくりして出かけたのだ。
聴衆がどれくらい集まるかなと若干心配していたのだが、満席だった。わらべうたから始まり、リヨン少年合唱団の教会音楽とポピュラー音楽、そして、最後に2つの合唱団が一緒になって唱うセッションまで、久しぶりに合唱を楽しんだ。「アヴィニョンの橋の上で」のようによく知っている歌もあって、最後には聴衆も手拍子をうっての演奏会だった。
演奏が終わっての帰り、それまで晴れていたのが急に土砂降りの雨になった。今年の天候はほんとうに予想がつかない。フランスから来た少年たちがこれから日本に滞在する一週間、変な天気に災いされないことを願う。