効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

電子メディアの時代

日経新聞が新聞記事内容をデジタル化してインターネットで読めるようにするビジネスモデルを開始した。従来から日経新聞を購読している場合には1000円追加でそのデジタル情報を購読できるというので、早速申し込んだ。試読で大体のことは分かっていて、無料でもある程度の記事は読めることが分かっていたが、検索サービスとか過去記事の閲覧とか、仕事に関連していままで不便だったことがかなり解消されるようなので有料会員になったのだ。少し早まったのかもしれないが、お金を払う以上使い倒そうと思っている。
面白いのは、新聞記事紙面構成がそのまま見えるようになっていることだ。いままで、新聞で記事を読むときに、それが何面のどの位置にあるかによって、その記事を新聞社としてどのように評価しているかが示されていると考えていたので、単なる記事だけの羅列では重要なポイントが抜けると考えていた。日経のデジタルサービスでは、この新聞記事で自分に関心がある部分をダブルクリックするとその部分だけが浮き出してくる。それをPDFファイルとして印刷してみた。新聞記事の切り抜きで毎日苦労していたからだ。切り抜きを印刷したものよりも鮮明度が落ちるのには多少がっかりしたが、それの本記事をコピーして置いておくこともできるから十分かもしれない。写真も一緒に入るのは有り難い。ただ著作権の関係か、連載小説が空白になっていて読めない。わさびの香りが抜けたようだ。長期出張したときに小説だけを読む時間を作ることもある。これは何とかならないか。
本紙を手に取ってみながら比較してみた。慣れもあるが、やはり紙媒体の方が記事に集中することができるように感じる。それでも海外出張したときなどには日本の読み慣れた新聞の紙面の感じを見ることができるのは有り難い。これを使い込むと紙媒体でなくても良いような気になるかもしれない。だが、新聞配達をしてくれている販売店の商いを縮小させたくはない。その意味だけでも新聞の配達はして貰おう。お金が続く間は。