効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

2009年最終日に

昨夜の雨も上がって快晴となった。だが今朝の冷え込みは厳しかったし、風が強かったので外へ出たときの体感温度は2〜3度は下がっていただろう。午前中は大掃除もどきで床のほこりを多少家具も動かして取り除き、昼からは車の室内のクリーニングから始めて、外の水洗いをした。いや冷たかった。昨夜の風呂の残り湯を使ったので、雑巾をすすぐのは多少楽だったが、車体表面の水を拭き取るのは少なからず苦痛。しかし、今年まったくトラブルなしに動いてくれたのだから、綺麗にしてやらなければ罰があたる。トラブルが起きるほど走っていないのは確かだが、エンジンをかけるときの信頼感は大きい。そろそろ購入後4年になるのでバッテリーが突然死をする可能性もある。この冬を越してくれれば有り難いのだが。次に久しぶりの本棚整理。本棚からはみ出した資料が床に溢れ出したからだ。しかし短時間では到底収拾がつかないことが分かって、大部分は来年に回すことになったが、裏の白いA4用紙がたくさん確保できた。文章の確認には印刷に新しい紙を使うのは勿体ないので結構裏紙を使うことが多い。これで当分は裏紙確保に困ることはないだろう。
今朝の日経新聞に、東京電力関西電力を始めとする電力各社が、情報通信技術(IT、あるいはICT)を使って電力を効率的に供給する次世代送電網「スマートグリッド」構築に向けて1兆円にのぼる大型投資に乗り出すという記事が出ている。なぜ年末31日にこの記事が出るのかなと思った。新年になってからの方が新しい動きとして面白いはずなのに。
東電は10年にも各家庭の電力消費の動向や家庭の太陽光発電量などの情報をリアルタイムで把握できるスマートメーターの導入を始め、一般家庭を中心に2千万強のメーターを設置し、関電は10年末までに40万世帯にこのメーターを導入し、将来は1200万のメーターがスマートメーターに切り替わるということだ。他の大手電力8社も導入を検討しており、温暖化ガス削減の中期目標である20年頃には国内全世帯(約5千万)がこのメーターに切り替わる見通しだと報じられている。いままで日本の電力会社はスマートメーターの導入には積極的ではないという印象を持っていたが、これだけ大きく方針を変えた理由はどこにあるのだろうか。政府がこれに補助を出すわけではないから、全部電力会社がコストを負担することになる。メーターは量産化すると2万円程度とされているが、工事費用などを入れるとこの数倍にはなるだろう。もう一度なぜ今、と思っている。メーターメーカーの生産体制はできているのだろうか。メーターの検定満期10年の制度と整合性はとれるのだろうか。