効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

NTTドコモがレンタサイクル事業

NTTドコモが携帯電話の決済機能などを活用して、市街地で自転車を共同利用する「コミュニティーサイクル」事業に参入するそうだ。2010年夏にまず札幌市で実証実験を実施して後、全国の政令指定都市に拡げていく計画になっている。このシステムを電気自動車を使ったカーシェアリングにも応用するという。
札幌市での実証実験は来年6月1日から9月末を予定しているというから、ちょうど観光客が大勢訪れるころに乗って貰おうということだろう。札幌市中心部に数百メートル間隔で設置する20カ所の専用駐輪場に合計200台前後の貸し出し用自転車を配備する。20カ所の駐輪場ということだが、中心部にはこの間博多で見たような既設のものもあるのだろうか。もしそのようなものがなければ場所の確保だけでも大変だろうに。利用者は携帯電話の専用サイトで会員登録をしたうえで、空いている自転車の有無を調べて予約する。携帯電話の全地球方位システム(GPS)機能を利用して最寄りの駐輪場を検索することもできるとのこと。駐輪場では、読み取り端末に電子決済機能「おサイフケータイ」付きの携帯電話をかざして予約確認や支払をする。料金はまだ未定だが、一ヶ月単位と一日単位の料金プラン2種類を用意することになりそうだ。
自分の携帯電話(Docomo)にはお財布機能がついていない。GPSもついていない。電話機能だけ使っていてメールも余程のことがないと使わない。こういう人がこのシステムを使おうとしたらどうすれば良いのだろう。中高年にはまだこのような人は多いと思う。このような世代のために、スイカのようなカードで決済するような柔軟性も入れてほしいなと思う。予約はインターネットでできるようにして、本人の認定と支払がカードでできればよいのだから、携帯リテラシーに欠ける人にも優しくしてほしいものだ。