効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

自転車について続き

二つコメントをいただいた。その内の自転車についてもう一度書いてみる。昨日奈良県の試みについて少し批判的に書いたことに、それでも良いではないかということだった。、実証をすること自体自分としても評価はしている。ただ、何か乗る人にもメリットがあることによって実証参加者がふえてほしいなと思った次第だ。GPSが付属していれば追跡が可能だから、返却場所を増やしても、回収は難しくないだろうなとも思う。
別の報道資料から、電動アシスト自転車だと思うが、そのレンタルシステムにロッカーをデザインしたという報道があった。自転車から電池とキーを取り外して自転車レンタルの目的に使われるロッカーに入れてある。自転車を使いたい人は予めクレジットカードを使って登録してIDを貰っておく。乗りたい自転車のロッカーが指示されて、IDを使ってロッカーから蓄電池とキーを取り出せるようになるというものだ。これは電動アシスト自転車の蓄電池の電気がなくなってしまうと、ペダルが物凄く重くなってしまうという特性を上手に利用したものだろう。レンタル自転車を置く場所のデザインにもよるが、管理もやりやすくなるので、これから普及するのではないかと思う。現在10カ所でこのようなシステムが開始されるようで、無人の自転車スタンドになるとのこと。
もう一つ、近鉄が11月23日に自転車ツアーを準備して、それに参加する人と自転車を一緒に電車で運ぶという記事を見た。大阪阿部野橋駅橿原神宮前駅をそれぞれ午前9時と同9時51分発で吉野駅に向かう。帰りも準備されている。近鉄が自転車をのせてくれたら良いのにと思っていたのだが、特別企画とはいえその方向に踏み出したのは大歓迎だ。4両編成で一両20人+20台の自転車で車両を占有する形だそうだ。しかし、普通の自転車も一定の限定条件で乗せて貰えないかしら。観光地行きの電車の客車の半分を仕切って自転車も一緒に乗ることができるなどとすれば可能ではないだろうか。今はどうか知らないは、20年前にロンドンの地下鉄には自転車を持ち込んでいたのを思い出す。