効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

忙しい一日

昨日は遅く帰ったのに、今朝はいつもより早く起きて朝食もそこそこに奈良市の南外れにある吐山(はやま)小学校まで車ででかけた。かみさんがそこの全校集会でユニセフについて話をするように頼まれたからだ。西名阪の針インターチェンジから4キロ南。山奥だが市町村合併奈良市になったところだ。西名阪に行き着くまでの道路の混み方が分からないので早めに出たが、幸い大きな渋滞はなく10時過ぎに学校の門にたどり着けた。10時半からの会合だからちょうど良かった。かみさんの説明では、明治7年にできた電灯のある小学校。全校集会で父兄参観もあるというから大講演会かと思ったら、1年から6年までの全校生徒の数が60余人。男女比率は丁度半々で、各学年も10人ほどとなっているそうだ。ユニセフの話は小学校の場合ほぼ6年生対象だったそうだが、1年生にも分かるように、かつ6年生も退屈しないようにするにはどうしたらよいかと困っていた。
校門で彼女を降ろしてこちらはとんぼ返り。大急ぎで昼飯を済まして梅田のウエスティンホテルに英国紳士を迎えに行く。新大阪までタクシーで行き、新幹線で博多まで。彼は背が高いのでレッグスペースがとれるグリーン車にしてくれとのことで、こちらもそれにお相伴。天気が良かったので景色はよく見えたとはいえ、山陽道はトンネルが多いし海もほとんど見えないので、結局パソコンに向かって仕事をしていた。スコットランドから来た彼にとっては、どこまで行っても人家がある沿線風景は興味を惹くものだったろう。
今日乗った新幹線の車両もN700系。乗り心地は良い。このような技術をぜひ世界に広めてほしい。新聞で高速車両の車輪の製造技術は世界最高だという。おそらく振動や動揺を抑制する技術もトップクラスだろう。フランスでTGVに乗ったことがあるが、振動はかなりのものだった。TGVは先頭車両にだけ駆動装置がついているはず。日本は駆動を車両の間で分担している。どちらが良いか。東南アジアに日本の新幹線技術を採用してほしいが、フランスのように大統領が売り込みに行くような動きが日本にないのが残念だ。原発を売り込むよりも新幹線システムを売り込む方がはるかに世界に貢献すると思う。
ホテル日航福岡の6階の部屋でこれを書いている。明日は福岡県庁へ行って水素戦略を聞く予定。