効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

鳥取に雪がなかった

いつもより早く寝床を離れて大阪へ向かう。かなり気温が低くなっていて、2〜3日前まで暖かだっただけに身体が縮む思い。大阪から鳥取行きの特急に乗り込むまで、プラットフォームを吹く抜ける風が冷たい。鳥取ガスが進めている展示館の電源を効率の高い直流にすることの検討会に参加するためだ。
上郡を経由して鳥取に向けて走る列車はディーゼルエンジンで走る。走り出すときの音が高い以外は電車とそれほど違わないが、排気ガスが出るのが欠点だろう。この路線が電化されそうにはないから、当面はこのままだろうが、いずれ蓄電池で走るようになるだろうか。
山の中を走ると雪が目に入ってきた。予想ほどではなかったが、列車が走ると雪煙が舞い上がる。このあたりに住む人にとっては雪下ろしは日常のことだろう。これでは鳥取は雪だろうと思って覚悟していたが、鳥取駅に着くと雪など全くなかった。寒さもそれほどではない。
検討会が夕方まであって、そのまままた鳥取から奈良へ向かう。そこで気がついたのだが、鳥取駅の線路には架線がない。いままで何回も訪問しているのに、ここを通るJRの幹線が電化されていないことを認識していなかった。中国地方の日本海側を走る鉄道はまだ電化されていないのだ。このあたりを走る列車はこれからエンジン発電と蓄電池を積んだハイブリッドになるかもしれない。