効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

蓄電池駆動の電車

国内で初めて蓄電池で駆動するJR東日本の新型電車「ACCUM(アキュム)」が、栃木県内の東北線烏山線で運行を始めている。電化区間東北線宇都宮―宝積寺を充電しながら走行し、電化されていない烏山線宝積寺―烏山を蓄電池で走行するというハイブリッド型になっている。最高時速は100キロ。ディーゼル車に比べて二酸化炭素の排出量を大幅に削減でき、騒音も抑えられる。フル充電すれば平地で約40キロの距離を走る。当面は2両1編成の導入だが、最終的には全車両をディーゼル車からACCUMに切り替える方針とのこと。蓄電池のコストが下がり、性能も向上していることから、未電化区間でこのような電車が採用されるようになれば、わざわざ電化する必要はなくなるかもしれない。ローカル線などにはコスト効果と環境負荷低減効果もある有望な方式となるのではないか。停車時間が長い駅で充電をすれば全体の走行距離は伸ばせるはず。