効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

阿波踊り2

昨日は阿波踊りを本当に踊りました。午前中は徳島在住のメンバーが、大塚製薬の創業者が大金を投じて作った、ヨーロッパの古典絵画を陶画に模写して展示してある美術館へ車で連れて行ってくれました。以前に行ったことのある記憶を呼び覚ましてくれるには十分でした。
午後、和歌山から来たメンバーが用意してくれた法被と祭の鉢巻きに着替えて、下はテニスの半パンツ姿になり、ホテルで踊りの練習をしてから、4時過ぎから踊れるという情報に従って街の中心部に出かけたのです。ところが、お囃子の音も何もなく、結局6時からしか踊りは始まらないことが分かって、街を歩き喫茶店で時間つぶしをしたのですが、結構メンバーの情報交換の場となりました。それぞれ違った情報を持つ人が集まると面白いものです。
法被と鉢巻き姿で繁華街を歩くなど、内心恥ずかしいなと思っていたのですが、街の祭気分がそれを消し去ってくれました。6時、沢山の連が動き始め、徳島大学の寮生の連に入れて貰って繁華街の通りを踊って歩きました。最初は結構難しかったのですが、先頭を行く上手の真似をして2拍子に慣れてくると、20分ほどの短時間でしたがなんとか踊れました。気持ちの良い大汗です。足拍子もグループメンバーそれぞれの人柄が表れています。カメラを忘れていったので写真はなし。踊りを切り上げてから、装束のままで洒落た料亭へ流れ込んで打ち上げの食事をしてホテルへ戻ったのですが、70歳前後が中心のメンバーのエネルギーも大したものだと感心させられました。
今日は午後発のバスの時間までを過ごすために徳島城博物館へ。東京へ行く飛行機を待つ時間があったメンバーと一緒でしたが、江戸時代の資料をゆっくり見ることができて、時間つぶしとしては有効なものとなりました。そこへ行くときのタクシーの運転手さんによると、今年の踊りに来た観光客の数は例年より少ないそうです。経済動向が影響しているのでしょうか。
午後は来た道と同じ高速バスで明石海峡大橋を渡って帰りました。大橋から見た海峡には予想したほど船が走っていませんでした。
この3日で、人のエネルギーを一杯貰ったなというのが実感です。