効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

関西広域小水力利用推進協議会の第一回学習会

滋賀県高島市マキノで開催港行き小水力推進協議会の第一回学習会に参加した。午後1時開始でマキノ駅へ10分前に着く電車で行ったら、協議会のメンバーが来るまで研修センターまで連れて行ってくれた。参加人員は50人くらいだったろうか、自分が予想している数より多かった。小水力発電とはどういうものか、設置について留意すべきことは、というったことを勉強した後、この地域に流れている百瀬川の上流に小水力発電を設置できる条件が整っている場所まで移動した。もし山道を長い時間をかけて登るのであれば辞退しようと思っていたが、車で全員を現地近くまで運んでくれ、建設可能場所までの道は緩い上りだったから、間近で小水力適地の現場を見ながら説明を受けたのは有り難く、得がたい経験を与えてくれた。100キロワット前後の発電はできそうで、7月から始まった再生可能エネルギーの固定価格買取制度で計算すると収益性はあるそうだ。ただ、協議会は建設主体となるわけではなく、地元から発電所を作りたい人なり企業が出てこなければこの設置可能性は可能性に留まってしまう。今後の展開には具体化するとしても数年はかかるだろう。4時過ぎに学習会は終わってJRで京都まで戻ったが、その時に一緒になった人と、地域共同体とエネルギーの関連についていろいろ意見交換ができたのも貴重な時間だった。地域住民が自らエネルギーを創り出すのが今後少しずつ拡がるだろうが、それをどのようにして地域エネルギーのネットワークに育てるか、それを引っ張っていく人材が地元に必要だろう。これからの大きな課題となる。