効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

炭素繊維

帝人は年内にも就航する欧州エアバスの次世代中型機に炭素繊維の複合材を供給するという。航空機の骨格に当たる1次構造材に初めて採用される見通しだ。炭素繊維シェア首位の東レは米ボーイングとの関係を強化しており、帝人エアバスに基幹部材を供給することで対抗する。ボーイングには三菱重工炭素繊維を使った主翼部分などを製造供給しているが、帝人はどこにその炭素繊維素材を提供するのだろう。エアバスの新型機「A350XWB」はすでに全世界で約820機を受注している。航空機向け炭素繊維の需要は拡大していて、2020年の市場規模は13年に比べ約2倍に膨らむ見通し。航空機市場はボーイングエアバスが二分している。炭素繊維は日本が主導権を握っている高度技術商品だが、両社が良い意味で競いあって、日本の産業を支える柱になってほしい。飛行機に次いで重要な分野は自動車の軽量化に向けて、炭素繊維部材の比率を高めることだろう。前途は洋々としているかに見えるが、後を追いかけるところが必ず出てくるはずだ。油断は大敵。
今日は自分達の子どもが小さい頃に地域のテニス愛好家が集まって結成した学園前ローンテニスクラブの年次総会。総会は午後だが、午前中には県民センターコートの手入れということで、テープでの白線を固定する釘を補修するのに使う金槌を用意して参加した。予想していた以上のメンバーが参加し、2時間の予定が1時間で終わってしまった。やはり、自分たちで育ててきたテニスコートという感じが強い。午後からの総会にはお弁当も準備してくれ、総会後は懇親会の軽食もあるなど、きめ細かい配慮があった。このような配慮の気持ちがあるからこそ、40年以上も維持されているのだろう。会員数は確か170くらい。今日の出席者は80人ほど。暖かくなってきたのでコートに顔を出すようにして軽い練習を再開しよう。