効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

春日大社へ

既に近くのお社で初詣は済ませていたが、思い立って我が家の氏神様のように思っている春日大社へ午後からお参りした。一時雲がかかる時もあって寒さもあるものの、概ねお日様に恵まれて歩くのには絶好の日和だった。正月三が日が過ぎているのに沢山の人出。そして奈良中心部の道路は一寸刻みの車の行列。自分は自転車、徒歩、電車、徒歩だったから、奈良公園の鹿と緑の芝生、参道の樹木を楽しむことができた。雄鹿は角を切られたところなので、何となくバランスが悪いが、餌のせんべいをねだって頭を下げるのは可愛い。
春日神社参道入り口の鳥居がなくなっていた。20年毎に神社を新しくする手始めに鳥居の解体修理が行われているようだ。それに必要な木材が十分にあるだろうか。外国産の檜を使わないでほしいものだ。今年の干支である子の小さな一刀彫りを買い求めたが、これは檜でできているのだろうか、入れ物の小箱もともに良い香りがする。毎年値が上がるのは少し閉口するが、縁起物として奮発することにした。
今日のニュースに、東京電力が2008年度に計画していた東通原子力発電所1号機(青森県東通村、出力138万5000キロワット)の着工を1年延期する方針を固めたとある。運転開始も1年遅れの15年度となる見込みだという。昨年7月の新潟県中越沖地震原発の耐震安全性の見直しが浮上し、国の安全審査に時間がかかるためらしい。いよいよエネルギー安全保障と地球温暖化対応が難しくなってきた。神頼みでは済まないし、意識改革でも無理。厳しい政策が必要となるだろう。