効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

百貨店で

今日夕方に次男のところを訪問するので3人の孫に何かお土産でもと思って東京駅にある大丸へでかけた。まったく新しいお店になっているのを知らなかったため、以前のお店に行って閉まっているのをみて、この時期に店が閉まっているはずがないと思ってうろうろして新店が別の建物に移っていることを知った。
入り口で、子どものおもちゃ売り場は何階ですかと尋ねたら、当店ではおもちゃを売っておりませんという返事が返ってきて、思わず本当にと問い返してしまった。昨年にはおもちゃ売り場はあったはずだが、百貨店の社会的意味が大きく変わったのだなと実感した。本でも買ってやろうと思って書籍売り場に行ったが、子供用の本はほとんどなかった。子供用の商品の流通経路が百貨店にはなくなったのだろう。子供用の服の売り場もなかった。子供用の海外ブランド商品がないからだろう。社会の変化とはいえ、何となく淋しい感じがした。
結局おもちゃを買えたのは有楽町にある大型家電店でだった。プラモデルからゲーム機まで多種多様に準備してあり、プレゼントを探す人でごった返していた。百貨店は都心のショッピンセンターとしての機能を放棄したのだと理解した日だった。
この後産業技術総合研究所が開催した分散型エネルギーシンポジウムに参加した。そこへいく途中、日比谷公園の中を歩いたが、小さいとはいえ土を踏んで歩けるところがあるのは大きな宝だ。大阪にはもっと小さな靱公園があるが最近訪れたことがないので、一度どのようになっているか探索に出かけてみよう。人間のエネルギーを再生する自然がある場所がどんどんなくなっている今、このような森のある公園を維持しなくてはならないだろう。