効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

JR奈良駅前

今日午後に自然エネルギーを普及させようと活動している「サークルおてんとさん」という環境保護団体のセミナーが奈良県文化会館であった。それに出席するのと兼ねて、WedgeというJRが発行している雑誌6月号を買うためにJR奈良駅まで出かけた。高齢者優待のバスカードを使って家の近くから近鉄奈良駅前まで100円で行けたのは有難かった。時間も電車に乗り継いでいくのと大して変わらない。近鉄奈良駅のターミナルから三条通りを西に歩いた。ここを歩くことは滅多にないので、観光客ならどう感じるかなという目で見ながらだった。古都奈良の雰囲気は少ない。JR奈良駅まで10分くらい。駅のキオスクに行ってWedgeがないかと尋ねたら、そんな雑誌は知らないという。この6月号に、「世界は活況、日本で風力発電がジリ貧なのはなぜ」という記事があるのを読みたかったのだが、売店の人が店頭に置いていないという。仕方がないかと思ったのだが、その人にどこへ行けば手に入るか管理部門に電話して貰った。返事は新聞のコーナーにある、だった。お店にはあったのだが、新聞の列の一番下にあったから自分にも見えなかったのだ。おばさんは恐縮していたが、このような店頭でWedgeを買う人が殆ど居ないのだろう。
すぐまた奈良公園の方向に歩き出したのだが、外国からの観光客がみな地図を見ながらきょろきょろしている。奈良公園に向かう道路がすぐに分からないようだ。初めて来た観光客として眺めると、奈良へ来たという雰囲気は旧駅舎があることだけで、奈良公園に向かう方向は極めて雑多。奈良公園はこちらという表示板も目に付くところにはない。近鉄奈良駅ならその必要もないが、外国人はJRの割引パスを使うことが多いので、JR奈良に着く方が多いだろう。日本人でも遠方からの人はJRで来るだろう。その人たちの第一印象は絶対に良いものではないはずだ。いま駅舎の改修中だという言い訳もあるだろう。しかし、駅舎から道路を挟んで東側はそれとは関係がない。これから奈良公園に向かう人を受け止める風景ではない。そしてここから本当に奈良へ来たという感じがする場所まで20分ほどかかるが、そこを歩くのは苦痛かもしれない。電気自動車の小型シャットルトロッコでも走らせたらどうかなどと思った。奈良市も何とかしろよ。
改装中のJR奈良駅

駅から見た三条通入り口風景