効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

乾電池

外出した帰りに近所の電気屋さんへ立ち寄った。万歩計用の電池を買うためだ。目的のものを手に入れてお店の奥さんと話していたら、「乾電池が売り切れたんですよ」と言いながら、電池の棚にかかっている表示を指さした。そこには“単一、単二電池売り切れ”とある。この住宅地の人が、輪番停電が始まった東京に住む子供にまとめて買って送っているのだそうだ。自分の息子の家族も東京郊外にいるのだが、そこまで気が回らなかった。家に帰って読んだ新聞には大きな見出しで、乾電池が姿を消す、とあった。乾電池などいつでもどこでもある商品という印象だが、長期に続くと予想される輪番停電に備えてみんなが買い求めると、あっという間に在庫がなくなるのは、冷静に考えるとその通り。しかし、東京からは何も言ってこないからといって、奈良の電気屋さんの電池がなくなったと知って初めて気づくなど、危機管理が全くできていないことを思い知らされた。愛情が不足していると言われてもしかたがない。奈良にあるコンビニやスーパーの乾電池も売り切れだそうだ。メーカー在庫もすぐに底をつくだろうから、もし明日東京の息子から電池を送れといってきても、買い置きのものを4〜5個郵送するしかない。ちょっとメールで尋ねてみよう。昔ならローソクというところだが、今では懐中電灯。自宅には小さなLED懐中電灯もあるから、電池は長持ちするとは思うが、ラジオなどに使おうと思えば、すぐになくなってしまうだろう。ポータブルラジオはどこに置いてあるかしら。