効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

ポイ捨てされたチューインガム

爽やかな朝、御堂筋を歩いていたらワイシャツや作業服姿の人が大勢道路掃除をしていた。御堂筋沿いの各ビルに入っている会社の社員が一斉に清掃奉仕をする日になっていたのだろう。
ゴミを拾い上げる道具とビニール袋を持っている人が多い他に、舗装された歩道にはいつくばるようにして作業する人がどの区画にも居るのに気がついた。よく見ると小さなヘラで路面にへばりついているチューインガムを削り取っている。心斎橋筋のようなカラー舗装ではなく、路面がかなり粗いために、皆さんかなり苦労しておられる様子。横を見ると、電柱や柵に貼られた広告のはぎ取りをしている人もいる。
あらためて路面を眺めると、チューインガムの黒っぽい汚れが一面にくっついている。かみ終わったものをポイ捨てする人がこれだけ多いということだ。シンガポールでは、チューインガムのポイ捨てには罰金が科されると聞いたことがあるが、公徳心に訴える方法を考えるのに加えて、何かの具体的対応策を考える必要があるのではないか。また、チューインガム業界には、一定時間が経過すると分解する素材を使うとか、へばりついたものを取りやすくする薬品を無料で配布するとかの責任があるのではないか。歯の健康を維持するためのチューインガムが、市街地の健康を害している。