効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

*木質ぺレット ボイラー・ストーブ

YSER2007-02-19


朝は駅まで自転車で15分。起伏の多い道なので6段ギアーをフルに使う。足の筋肉の訓練効果が多少なりともあるだろう。今日は天気が良いので快適。次いで電車で難波まで行って本町まで早足で30分。昨日ほとんど歩かなかった埋め合わせになったかどうか。

昨日触れた木質ぺレットを使うストーブやボイラーがヨーロッパで普及しつつあると聞く。
カーボンニュートラルな燃料を使うこのようなストーブやボイラーを日本に普及させることが急務だと聞くことが多いが、まだ国産のものがほとんど無いために、日本の生活様式に則した機器、特に、普通の家庭で使えるようなものはないと言っても過言ではないと思っている。
既築の家に設置するには、排気用の煙突の設置が不可欠。また、外国製の暖房用ストーブは、かなり大きな部屋に適するようにできているために日本の小さな部屋の暖房には大きすぎる。また、設置スペースを考えると、部屋の使い勝手が極端に悪くなるだろう。
当面はお店の暖房用、公共スペースのシンボル的な暖房設備に使うことから始めて、国産のペレット燃料の暖房機が開発されるのを待たなくてはならないだろう。もし国産で良いものがあるなら教えて貰いたい。
給湯暖房に使うボイラーについても同じことが言える。日本の建物構造に合ったものをぜひ開発してほしい。ドイツでいま市場に出始めたというものを写真で紹介する。木質ペレットを使うボイラーの頂部にスターリングエンジンを付けたものだ。ボイラーが主体で、それに副次的に発電機が付いていると考える方が早い。ドイツの場合、発電した電気は電力会社が再生可能エネルギーとして高く買うことが義務づけられているそうだから、結構売れていると聞く。ただ、発電の信頼性などについてはまた調べてみたいと思っている。