効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

YSER2007-02-14

今日2月14日、我が家で家庭用燃料電池が稼働を始めた。それを区切りにしてこのブログを始めることにした。
三洋電機製の750W。
これはNEDOの大規模実証テストに応募したら受け入れられたもので、これから2年間動かして、その性能を評価することになる。トラブルなしに稼働して、仕様通り効率が高いことが実証されれば良いと願う。

低気圧の通過で雨風が強い中、大阪ガス三洋電機の担当者が作動を開始させ、系統連系に問題がないことを関西電力がチェックして、午後3時頃に正式稼働となった次第。

自分も30年以上も前に燃料電池のフィールドテストをした経験があるだけに感慨深いものがある。理想的とも言えるエネルギー機関ではあるが、商品化にはまだ長い道のりがありそうだ。

エネルギーの利用に関する仕事を70近くなった今も続けているので、燃料電池だけではなく、いろいろ感じることを書いて見たいと思う。

写真は手前は燃料電池本体、向こうが燃料電池から出る熱を回収して給湯に使うための排熱回収設備。その間が配管で結ばれている。
この排熱回収設備は、燃料電池が何かの理由で止まったときにはガスの給湯器として作動するし、暖房機能も組み込まれているため、使い勝手としては問題ないはずだ。
これからこの回収熱を使って風呂に入ることにする。胸が熱くなるかも。