効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■動物園の暑さ対応策

世界的に高温となっている地域が急増している。この暑さは、当然のことだが、人間だけでなく動物にも耐えがたいものとなっている。どの動物も、動物園に飼われているものは、冷房装置があるわけではないから、逃げ場がなくなってしまう。その対応策として、日中の温度が42℃になったギリシャのある動物園では、餌を冷凍させて食べさせているという。

肉や骨を取りまとめて袋に入れて冷凍させ、朝食としてライオンに与えてみたらしい。そのライオンは、最初とまどっていたのだが、氷の中に肉が入っていることに気づくと、そとの氷を舐めて溶かしはじめ、餌にありつけたと報じられている。

この暑さでギリシャ各地に野火が発生し、暑さに弱い動物が死に絶える怖れもあるという。丁度夏期休暇でギリシャを訪問している観光客も、2万人ちかくが、避難をよぎなくされている。野火が拡がることで、2,500の野生動物やミツバチなどが絶滅する可能性もあるようだ。

アテネの東30キロの所にある動物園では、火傷をした鹿などだけでなく、数匹の亀まで介護しているそうだ。動物園の飼育担当者は、一般の家で飼われているペット類は、このような暑さを経験していないのだから、十分なケアーをしてやってほしいと広報しているとのこと。氷を餌と一緒に与えるのも、冷水を身体に入れ、氷の周辺の冷えた空気を肺に入れることで、少しでも体温を下げることができるのは、人間と同じだろう。しかし、予め大量の餌を冷凍して準備しているわけではないから、冷凍業者とのタイアップも必要だろう。

動物保護協会は、野火が住宅地に迫ってきて、逃げなくてはならないとき、ペットも連れ出すか、解き放してやってほしいと広報している。ペットも家族の一員として再認識する機会になっているのかもしれない。

 

(今日は78年前に原爆が広島に投下された日だし、高校野球が甲子園で始まった日でもある。これは書きとめておかなくてはなるまい。)

 

 

 

 

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