効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

阿倍野地区の大発展

会社同期入社の友人が、定年退職後から始めた(といっている)絵画、それも本格的な油絵。高く評価されるようになったそうで、あるクラブにも誘われて入り、このほど大阪市立美術館でクラブ主宰の展覧会に出展している。前に入場券をもらっていたので、展覧会最終日の今日、天王寺まで出かけた。JR天王寺駅から美術館に辿り着くのにかなりの時間を要したが、地下街も含めてアベノ地区の変貌に驚かされた。繁華街の外れに動物園と美術館があるというのも、この地域を特色ある物にしている。そしてアベノハルカスという高層建築もあり、美術館の近くにある武家屋敷跡の講演や茶臼山など、いわば歴史的な見所が多くなっている。友人の絵は沢山の展示の一つだが、彼の海外旅行の時の印象を描いたものだろう。作者には会えないままに帰宅。
それはそれとして、阿倍野地区がこのように発展した過程では、かなりつぎはぎで建物や地下街が作られたはずだ。ここでのエネルギー消費は膨大な物になるはずだが、まだ一元的な需給調整は行われていないだろう。ここをテスト場として地域のエネルギー管理システムを導入すれば、ここで実現できるエネルギー消費の削減量は可成りなものとなるはず。大阪市などが音頭をとって着手しないだろうか。同じことが梅田や難波の近辺にも言えるが、大きな公園に隣接しているという立地条件からして、新しいやり方を試してみるのに良い場所ではないかと思いながら帰宅した。