効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■北朝鮮のミサイル日本上空を通過

北朝鮮が4日に発射した弾道ミサイルは5年ぶりに日本上空を通過した。飛行距離は過去最長の4600キロメートルで米領グアムが射程に入る。グアムに届くというのは、極めて現実的な戦略と言えるだろう。それにしても、日本の上空を飛んだということは、日本の探知能力を試したものかも知れない。日本ではJアラートが発せられたが、この飛行航路から見て必要のないところにアラートが出されたらしい。これを問題視するのは当然かも知れないが、必要な地域が脱落しなかったのは、このシステムに大きな欠陥はなかったということだと思っている。

北朝鮮が前回、日本を横切るミサイルを撃った2017年のように国際社会が迅速に制裁を科すのは難しい状況だ。ウクライナ問題を巡って国連には課題に対する議決をすることが不可能な状況にある。北朝鮮は今回の発射を機に中長距離ミサイルの改良を加速させる見通しだとされる。複数の弾頭を搭載する多弾頭型の開発をめざしており、完成すれば迎撃は一段と難しくなる。

北朝鮮は直近10日間で5回という異例の頻度でミサイル発射を繰り返す。この状態が続くなら2年後の米大統領選で政権が代わるまでは、核・ミサイルの増強を急ぐ期間に充てる恐れがあると報じられている。この状況で不思議に思うのは、経済的に極貧と表現してもよいような北朝鮮が、どのようにこれだけのミサイルを作り、開発を継続できるのだろうか。自分が思うのは、北朝鮮は中国から部品や資金の援助を受けて、中国に代わってミサイル開発を行い、飛行試験を行っているのではないかということだ。

中国は宇宙船を独自に開発している。ミサイルについても高い技術を持っているはずだが、その打ち上げを行ったと報じられたことはない。核爆発についても同じことが言えるだろう。北朝鮮は中国の意向を受けてミサイル開発、核実験を行っているのではないかと思っている。

 

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