効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■地球温暖化への人間の影響「疑う余地ない」 2040年までに1.5℃上昇、

気候変動に関する政府間パネルIPCC)は8月9日、IPCC第6次評価報告書(AR6)WG1報告書(自然科学的根拠)を公表した。人間の影響が大気・海洋・陸域を温暖化させていることは「疑う余地がない」と示すとともに、工業化以前と比べた世界の平均気温は、温室効果ガス(GHG)排出量が最も少ないシナリオでも2021年~2040年までに約1.5度上昇すると推定した。7月26日から8月6日にかけて、IPCC第54回総会と同パネル第1作業部会(WG1)第14回会合がオンラインで開催され、同報告書の政策決定者向け要約(SPM)が承認されるとともに、同報告書の本体などが受諾された。

 これは報道の丸写しだが、これに人類がどのように対応出来るのだろうか。これまでの予測より大きく時期が早まる。本来炭酸ガスを吸収する森林も、高温のために吸収度が大きく下がり、乾燥によって起きる山火事で、森林自体が縮小する。海水温度も上がるから、炭酸ガスの吸収度も下がり、放出も起きる。

工業化前と比べた世界の平均気温は、2001~2020年で約0.99℃、2011~2020年で約1.09℃上昇。人為起源昇温量は約1.07℃と示した。また、5つのシナリオに基づき、短期(2021~2040)・中期(2041~2060年)・長期(2081~2100年)での世界の平均気温の予測を示している。

ここでの課題はどれほど早く温暖化対応の具体策を世界で共有するかだろう。もう孫の時代に絶望的な気温上昇が起きる。人間の社会活動を大きく縮小する以外に方法はないのかもしれない。再エネ普及が進むとしても、炭酸ガスの排出が少なくなるまでには長い時間がかかるだろう。恐怖しかない。

 

 

 

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