効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■ECHONET Lite のアプリケーション通信インターフェース(AIF)仕様

ISO/IECの合同専門委員会(JTC 1)において、日本から提案した「家庭用エアコン・HEMS コントローラ間アプリケーション通信インターフェース仕様」に関する国際規格が発行されたと経産省が発表している。日本発のこの国際規格の発行により、家庭用エアコンがこの規格に基づき普及することで、HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメントシステム)の導入が国内外で促進され、世界的な省エネルギーに貢献するとともに、国際市場における日本製品の優位性向上につながることが期待される。

ECHONET Lite AIF仕様は、異なるメーカー間の機器の相互接続性を向上させるために「機器ごとの動作」を規定した国際規格ECHONET Liteに適合するもの。国内では、HEMS重点8機器(エアコン、太陽光発電、蓄電池、照明、給湯器、燃料電池、スマートメータ、電気自動車充放電機)を対象にAIF仕様が業界標準として策定され、第三者による認証も開始されている。重点8機器のうち、エアコンは家庭内でのエネルギー消費比率が高く、エネルギーマネジメントによる省エネ効果が得られやすいことや、海外でも一般的に使用されている機器であることを踏まえ、ISO/IEC JTC 1の専門委員会(JTC 1/SC 25:情報機器間の相互接続)において、日本からの提案により2017年9月から、AIF仕様に関する最初の規格として、家庭用エアコンとHEMSコントローラ間のAIF仕様に関する審議が進められ、国際規格が2020年6月22日に発行されることになったものだ。

世界的に見てエアコンの消費する電力は、今後急速に伸びると想定されるが、この規格が広く普及すれば、稼働を外部から制御できることによって電力消費を大きく抑制することが可能になる。日本は大きな貢献をすることになる。

 

 

 

-------------

家族の一人がやっている猫、鳥、犬などをモデルにした手作りアクセサリーのご紹介。

https://minne.com/@plusme

https://www.creema.jp/listing?q=plus+me+accessory&active=pc_listing-form