今日午後、車のメンテのため20分くらいの所にある代理店まで出かけた。その時には少し曇りがちという感じの天候だったが、メンテが終わって車を走らせ出した頃から急に空が暗くなり、大粒の雨が降り出した。最初は大粒という感じだけだったが、その内に一番早いワイパーを使っても前が見えなくなるほどの雨が降って、というより、落ちてきた。家の中に居ては実感できない実際の豪雨。すぐに道路には水が溜まり、横を走る車からの水しぶきが強烈になった。自分の車も同様に水を跳ね飛ばしているだろうから仕方がないが、一瞬恐怖を感じたほどの雨だった。
前が殆ど見えなくなっても車は走っているから、前の車の尾灯を頼りにして走らざるを得ない。これだけの雨が地域一帯に降っているのだから、川に流れ込む水の量は想像できないほどのものだろう事もよく分かった。ニュースなどで何ミリの豪雨という表現の実感を肌感覚で教えて貰ったようなものだ。
10分ほどで自宅に到着したときには、その雨がほとんど降っていなかった。まさしく集中豪雨。奈良のニュースで多分この雨量を報じるだろうから、これとこの実感とを対照させて、具体的な数字との対応ができれば良いのだが。自分がこれまで経験したことのない豪雨だが、これから奈良地域でも頻発する可能性はある。奈良は盆地で水はけは良くないから、この豪雨が長時間になると、起きる可能性のある災害は対応出来ない規模になるかも知れない。
これが常態になるとすれば、恐ろしいことだ。
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