効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

MRJ

三菱重工がいわば社命をかけたプロジェクトである国産ジェット旅客機MRJの開発が、これまでの開発遅れにさらなる遅れた出たことに憂慮している。三菱航空機が運用のための認証を受けるためには一定の滞空テスト期間をクリアーしなければならないが、それに適しているのが米国だと言うことで、米国でのテスト飛行のためこの27日に名古屋空港を離陸したテスト機が空調システムの不調ということで引き返した。それが修理されて再度米国に向けて今日飛び立ったが、再度同じ空調システムの不調が検知されて名古屋空港に引き返した。米国への再出発が9月下旬以降にずれ込む見通しとなったと報じられている。空調システムは米国製だそうだが、これまでに重ねられていたはずのチェック体制の信頼性が大きく揺らいで、これまでの受注した物の中からキャンセルが出る可能性もある。国産機への期待は大きいとは言え、このような遅れが繰り返されることに不安を抱かされる。