効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

新しい年を迎えて

晦日、夜12時前に家族で外へ出て、近くのお寺でつかれる除夜の鐘を聴こうとした。例年ならば幾つも音色が違う余韻のある音を聞けたのに、昨夜は長男が一つ聞こえたような気がするというだけに終わってしまった。なぜ急に鐘の音が届かなくなったのだろう。それだけ背の高い建物が建って遮蔽するようになってしまったのかもしれない。改まった気持ちになる機会を一つ失った気がする。元日の今日、昨夜が遅かったので起床も遅くなったのだが、郵便箱を開けると、分厚い新聞の束が転がり出た。数紙をとっているので、新聞配達の人は押し込むのに苦労されただろう。そして、驚いたことに年賀状がもう配達されていた。ここには多くの人手がかかっている。これから労働人口が減る中で、このようなサービスをいつまで享受できるのだろうかと思えた。新しい年、長崎では核廃絶を訴える人たちの集まりがあったとニュースで見た。そして、そこにいた人たちが手にしていた「平和」のスローガンは、世界が目指すべきものだとも感じた。今年は各国が生き残りをかけた駆け引きをするのを目のあたりにする機会が多くなるのではないかという予感もする。日本もそれから距離を置くことはできないだろう。国家間の争いで人の命が失われる場が生まれない年になってほしいと思う。