効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

米国の風力発電

米国のエネルギー情報局(EIA)は、2014年に同国の風力発電容量が8.6%増加し、2015年には13.9%増えると予想している。その結果2015年には風力発電からの電力が、総発電電力量の4.5%になり、また、再生可能エネルギーの総量は発電と熱利用を合わせると2014年に2.9%の増加を見せるだろうとみている。今米国の自然エネルギー設置は太陽光発電に重点が移っているようだが、昨年期限が来た促進法が今年の春に見直し修正されたために、風力発電の増加は継続する方向に向かっている。ただ、その結果として、需要地を結ぶ送電網の強化が極めて喫緊の問題となり筒あり、送電系統管理組織としてもそれにどのように対応するかに頭を悩ましているようだ。それに付随した形で出てきているのが、大型の蓄電装置の設置である。蓄電池だけでなく、水の電気分解による水素製造の設備増強も進むのではないだろうか。