効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

REN21の新しい報告

REN21 (Renewable Energy Policy Network for the 21st Century)が2014年のレポートを出した。そのプレスレリースの日本語版はここから見ることができる。
http://www.ren21.net/Portals/0/documents/Resources/GSR/2014/GSR2014_Release_Japanese_website.pdf
それによれば、2013年の自然エネルギーの発電容量は8.3%急増という新たな記録的水準に達した。 これは世界の発電容量の正味の増加量の56%以上を占め、 世界のエネルギー消費量の約5分の1に達している。自然エネルギーの拡大を支援するための政策を導入している新興国の数は2005年の15か国から2014年初めの95か国にまで、8年間で6倍以上に増加し、今日では、世界144か国のなかで、こうした自然エネルギー支援政策や目標を導入している95の新興国が多数派を占めるということだ。
本レポートの重要なポイント(一部):
• 2013 年1 年間で、自然エネルギーは世界の発電容量の増加量(正味)の56%以上を占めた。
水力発電は4%増加して約1000GW(10 億kW)に達し、2013 年中に導入された自然エネルギーによる発電設備容量の約3 分の1 を占めた。水力発電以外の自然エネルギーは合計で約17%増加して560GW(5 億6 千万kW)に達したと推計される。
•2013 年には初めて、世界全体での太陽光発電の新規導入量が風力発電の新規導入量を上回った。
これを見た感想だが、太陽が風を上回るようになるとは思っていたが、こんなに早くなるとは驚きだ。もっといろいろな内容が発表されているが、上記URLにアクセスすれば知ることができる。