効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

奈良市第1号の市民出資太陽光発電

昨日も書いたことだが、今日はこの設備を現場で見る機会があった。このプロジェクトの顧問を依頼されているので、午前中にあった祝賀会準備会合に出席したが、この時にならコープ本部の建物屋上から実物を眺め、下に降りて今度はパワーコンディショナーなどの付属設備も見せて貰った。今日も夏日になると予報されていただけあって、発電は極めて順調に進んでいるようだった。リアルタイムで何キロワットの発電をしているかの表示はなかったのが不満だが、いずれ可能になるだろう。写真に出ている建物の左上半分が太陽光パネルで、シリコン系ではなくCISと言われるものとなっている。これは夏に温度が上がっても変換効率が落ちないという特徴を持っていると聞くから、これから夏を迎えて楽しみだ。出資者には来年4月末に1年目の返還と配当の支払いをすることになっているから、その時点で出資者が満足する情報が出されることが期待される。後に続く市民出資の発電プロジェクトを牽引するものとなってほしいものだ。