効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

クールビズ10年

クールビズが提唱されてから10年になるそうだ。当初はそれまでの服装,特にスーツ姿を脱して軽装にということだったが、最近ではクールビズを対象にしたファッションも定着した感がある。ネクタイ業界は市場が小さくなってしまったようだが、通気性の良い軽やかなデザインのものも生まれて回復基調になっているというのは嬉しいことだ。10年よりもっと前にカリフォルニアで開催された国際会議に出席した時、ビジネスマンがほとんどノーネクタイ、時にはTシャツを着ているのに驚いたことがあった。だが、その時にラフな姿の人が多い地元の企業の人が1人、きっちりとしたスーツ姿でいたのを思い出す。彼は、それが自分の仕事の流儀だし、社会礼儀だと主張し、他の参加者から冷やかされていた。逆に日本の今、クールビズの季節に入ると、薄ら寒い日でも薄着をしなくてはならないような強制的雰囲気があるのも問題だ。クールビズデザインで気温が低い時や、空調温度が低く設定されているところでも快適に過ごせる服や下着が出てくるかもしれない。10年前にこれが始まったということから言えることだが、日本はエネルギーの自給度を上げて、化石燃料の海外依存度を下げなければならないという認識が社会にあったのだろうが、政府の主導で始まったことは残念。今年の西日本では、このクールビズスタイルのレベルがさらに上がらざるを得ない電力事情になることは確かなようだ。
今日は一昨日に続いて絶好のテニス日和。午後からテニスコートへ出かけて散歩に代わるテニスもどき運動をした。ただ身体を動かすだけでなく、集まっている人との交流でも心が晴れる。