効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

午前11時、近くの公園へでかけた。メインのコートではないが、時々テニスをするコートがあるところの入り口で、テニス仲間と落ち合う。今日はテニスのためではなく、その仲間が中心になって、その公園の周辺ではびこる竹を間引きして処理に困っている間伐竹をお裾分けして貰うためだ。これまで毎週金曜日に彼が呼びかけたのに応える有志が集まって、かなり太い竹を切り倒しているのだ。昨日彼とテニスコート一緒になって、自宅の生け垣にその竹を割って並べたいので分けて貰えないかと聞いたら、今日落ち合うことを約束してくれたのだった。
公園の主たる部分の周辺が森になっているが、その裾あたりに竹が群生している。それをノコギリで切るのが結構大変な作業になるという。今日の話では、夏に入って暑すぎるし、蚊に襲われるので、先週で一応終了し、この秋から再開するという。切り取った竹のおいてあるところへ案内してくれた。太いのがごろごろ転がっている。その中から自動車に乗る程度の長さのものを5本貰った。一本は長すぎるので、わざわざ準備してくれたノコで彼が適当な長さに切断してくれた。聞くと、竹を切ってもすぐに倒れてくれないので、下から順番に切っていくそうだ。さらなる問題は、その間伐竹を処理できないことだそうだ。何かに使って貰うとしても、その情報発信、受け渡し、いろいろするべきことがあって、やりきれていないという。竹を切っても来年にはまた新しいのが生えてくる。いたちごっこになってしまう。竹を工芸品や燃料に使うというアイデアは素晴らしいが、その需給バランスをうまくとらないと、どちらかで過不足が起きる。バイオマスにもっともよく見られる問題がここにも出ている。ここをバイオマスの循環モデル実証地にできないだろうかと思いながら家に帰った。これを生け垣にする時間があんたにあるのか、というのがワイフの反応。いつできるか分からないが、いつかは。