メガソーラーの計画やら発電開始のニュースは毎日のように報じられていたが、国内の風力発電についてはとんとご無沙汰だった。昨日JR東日本が岩手地域に風力発電を建設すべく検討を始め、これから風況調査などに入るという。環境アセスに必要な年数などを考えるとかなり先に稼動を始めることになるのだろうが、JRの他の会社のニュースは聞かないから第１号かもしれない。なぜ鉄道会社が風力発電事業を始めるのか、なぜ太陽光ではないのか。詮索しても意味のないことだろうが、JR東日本は自前の発電所も保有しているはずだから、これからの電力市場全面自由化との関連もあるのかもしれない。自社で保有する送電線がある地域だったら、電力会社との折衝も少なくて済むかもしれない。いずれにしろ東北地域には風がよく吹くから、少しでも日本のエネルギー自給率を上げ、自然エネルギーの量を増加させてくれるのは有り難いことだ。
