効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

洋上風力発電

強烈な台風が日本の東側を抜け、各地に大きな被害をもたらした。命を落とされた方の数もまだ増えるだろう。ご冥福を祈るばかりだ。
一方いま気にしているのは,日本各地にある風力発電で被害にあったものはないかということだ。最近羽根部分全体が落ちたり、柱が折れたりする事故が起きている。日本には台風があるからそれに向けた対策は講じているはずだが、矢張り技術的に問題がある部分もあるのだろう。致命的な欠陥のあるもののないことを願っている。そして、台風が福島沖を抜けたと聞いた時に思ったのは、いま実証試験をしている浮体式洋上風力発電がどういう状況になったかということだ。台風は当然予測した設計になってはいるだろうが、きっちりとそのとおりに稼動の制御ができただろうか。大きな問題なく風をやり過ごすことができたとすれば、今後の見通しも多少は明るくなる。これから日本は浮体式洋上風力発電技術を確立し、コストダウンに向けた努力をすることで、世界にも貢献できることになるのだから、今回の台風への対応がどうだったか知りたいものだ。