効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

ビッグデータ

ビッグデータという言葉を聞くことが多い。自分が関心をもっているスマートグリッド、スマートコミュニティーとも関連してのものもある。昨日の参院選挙の結果、自民党が圧勝したが、ネット選挙も可能になったということもあって、おそらくこの分野でもビッグデータが発生し、分析が行われるに違いない。
そのビッグデータの分析について、元居た会社の後輩(博士号を持つ技術屋さん)が著書を出版し贈ってくれた。表題は「会社を変える分析の力」。著者名は河本 薫。講談社現代新書である。はじめ、の所になるほどとうなずかされた記述がある。引用すると、「『データ分析』とは、数値計算やデータ処理といった定型的なプロセスに納まるものではなく、どのようなデータをどのように分析すればどのような意思決定に役立つかを考える創造的なプロセスの側面も持つ。」、というものだ。特に企業内でのデータ分析では、経営幹部の意思決定を支える役割が重要だということだろう。その通りだと思う。分析が始まりではなく、何を目的にして分析するかが重要といっても良い。まだ最後まで読んでいないが、これからビッグデータという文字を見たときの感覚が違うようになるだろう。