オーストラリアから帰国した長男と一緒に難波の南海スイスホテルへでかけた。三男の結婚式に出席のためだ。会場では次男夫妻とその3人の子ども達が東京から合流。親兄弟とその家族相互の紹介を目的として開かれた式だが、チャペルでの式典があり、そのあと披露宴があった。これが型破り。ジャズトランペッターの新郎と、最近トランペットを習い始めた新婦がトランペットで開会のファンファーレと一曲。おそらく出席者の度肝を抜いたはず。そして、新郎が自分で式のMCを担当して全体が進行したのも自分の経験では初めてだった。また、東京からの次男家族が楽器も持参してお祝いの一曲。ポニョを次男がギター、彼の連れ合いがフランス語でポニョの唄を、子どもたち三人の打楽器伴奏で演奏。途中では今年から小学生の孫娘も一緒に唄を唱った。大喝采。家族だけの披露宴だから出席者の数も多くはなかったが、和気藹々の内に終わった。新郎新婦は普通には婚期を外れかけた同士だったが、心を合わせていい家族を作ってくれるだろうと思わせる進行だった。幸せを祈るばかり。
