効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

LED照明からの雑音

パナソニック電工がLED(発光ダイオード)照明を納入した阪急京都線摂津市駅大阪府摂津市)が、このほど本格開業したと報じられている。駅のホームや待合室などすべての照明にLEDが採用されており、日本初の「カーボン・ニュートラル・ステーション」として注目を集めている。同社は設置した全349台のLED照明に、乗客が受けるまぶしさに配慮した設計を施すなど、環境性だけでなく快適性も追求。このほかさまざまな取り組みで“オールLED”を実現している。
ここまでLEDが普及するとは予想していなかった。ただ、駅というのは駅員を除いて人が滞留する時間は短い。この報道にもあるように乗客がまぶしく感じないようにという配慮さえあれば、明るくさえあれば色調などはあまり重視しなくてもよいだろう。効率的な電気の消費実現には向いている場所かもしれない。
別の報道で気になるものがあった。街灯をLED照明に全部取り替えたら、近くのFMラジオなどに雑音が入るようになったということだ。メーカーによると電源部の磁気回路から発生しているらしく、磁気を抑えたものに取り替えるそうだ。一カ所に多数のLEDが設置されたからかもしれないが、雑音というのは厄介なもの。駅に設置されたLEDから出る雑音が、列車制御通信に紛れ込んでいたずらをすることはないだろうか。少し考えすぎかも知れないが、誰も気がつかなかったことだから、そのような防止策は打たれていないはず。自宅のLEDについてもFMラジオに雑音が入らないか調べて見ることにしよう。