効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

家電店が二重窓リフォーム

家電店のエディオングループが「二重窓リフォーム」事業を始めたそうだ。1月26日にも同じ内容を書いたことがある。この時には一般論としてエコポイント制度が住宅にも適用されることが理由に挙げられていた。トステムが内付けの二重窓の販売を始めたとどこかの記事で読んだが、窓から逃げる熱(冷も暖も)に関心を高める消費者が増えてきた証拠だろう。窓の内側にはほとんど窓枠を取り付けられるほどのスペースはあるから、壁を壊すことなく二重窓がスライドする枠をはめ込むことは簡単だ。特別高度の技術が必要ではないから、ホームセンターなどで部品を販売して自分で取り付けるのを奨励すれば案外売れるのではないか。風を入れるときには二つの窓を開かなくてはならないから、少し手間がかかることにはなるが。
外に既存の窓があるから雨の吹き込みや風の圧力に対応する必要はあまりない。特注の窓でなければ、アルミサッシの標準的なサイズに対応するものを準備し、それをある程度サイズ合わせができる構造にすれば良い。問題は複層ガラスの縦横の大きさをどのようにあてはめるかだ。少し寸が足らない程度の違いであれば、枠で厚みを調整してガラスが収まるようにできるはず。多少のずれがあっても、自分で施工すればその充実感でみばの悪さは補われること請け合いだ。この家電店が施工するのも内窓方式のようだ。自分の所で内窓方式ではなかったが、単層ガラスを複層に取り替えるのも、二つの部屋のアルミサッシの採寸に一日、サイズに合わせた複層ガラスを持ってきてはめるのに一日だった。その当時から見ると、既存の単層を複層にするガラスも量産されるようになって価格も下がっているはずだから、普及してほしいもの。そして内窓方式には特殊な技能を必要としないはずだから、雇用を新しく生み出す分野になるかも知れない。