効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

魚が食べられるゴルフボール

今朝新聞を取りに外へ出たら、車の上に雪が積もっていた。周りの家の屋根だけでなく道路にも雪が積もっている。1〜2センチもないぐらいだから大したことはないとはいえ、この冬では初めてのことだ。日本のあちこちで大雪が報じられていたのに、奈良市の西外れにあるこの地域は取り残されていた感じだった。昔からの友人が奈良へ遊びに来たのと合流するワイフを車で駅まで10時頃に送った時にも、日陰になっている路上には凍った雪が残っていて、スリップするのではないかと心配するほどだった。
家に戻ってネットのニュースを見ていたら、魚が食べられるゴルフボールをスペインの企業が開発したという記事が出ていた。池に打ち込まれたまま放置されているゴルフボールが環境汚染を引き起こしている現状に対応するためだという。本当にそんなことができるのかと思った。再生可能なポリマー樹脂の層の中にえさを詰めた構造。外側の層は、水中で48時間後には完全に分解されるという。だとすると堅いゴルフのヘッドでぶっ叩かれてひびが入らないまでもひしゃげてしまわないだろうか。通常のゴルフボールより少し軽いらしい。エコバイオ・ボールという商品名だ。ゴルフ雑誌の編集者のコメントでは、まだ性能面で劣っていて、ゴルファーに使って貰うまでにはまだ改善の余地が大きいとしている。
ゴルフボールをティーアップするティーをこのボールが使っている生分解性の樹脂で作ったものがある。通常のプラスティックのものだけでなく、木でできたティーも、フェアウエーに放置されるといつまでも残って困るのだ。それが2〜3日で分解してしまって芝生の肥料になると聞いたことがある。これならゴルフのスコア自体に影響することがないから、環境派のゴルファーなら積極的に買うだろう。しかし成績へもろに影響するボールにこれを使うだろうか。何かゴルフの規則にこの使用を使うと有利に扱うような条件を採用すれば別だろうが。しかし、生分解性樹脂がここまで採用されるほど性能が良くなったとことを教えて貰ったのは有り難いことだ。