効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

シャープのLED電球広告

今日の新聞にシャープが全ページ大の広告を出している。新商品として発売しているLED電球の広告だ。自社が半導体メーカーだからLEDを製造することができることを文章で説明している。その下の電球の仕様を眺めていて、単なる電球に留まらない付加価値を付けていることを発見した。
多分もっとも高級で高価な電球だろうが、9月上旬発売予定のものに、リモコンを使って昼白色と電球色とに色調を変え、また、明るさも7段階に変化させることができるものがある。これであれば、蛍光灯との比較でも負けないものになるだろう。しかも、説明によれば、ランニングコストが60ワットクラスの場合、1円で約5時間使え、1日10時間点灯でも10年以上取替なしですむというし、スイッチを入れた瞬間すぐに明るい、紫外線を出さない、水銀を一切含まない、など蛍光灯の弱点をついたメッセージが出されている。色調や照度を1個の電球で変えることができるのは優れた住宅照明になるだろう。蛍光灯の嫌いな家内は、白熱電球を電気スタンドに使っているが、それでなくても暑い部屋がますます暑くなる。クーラーも嫌いだから仕方がないのだが、よく我慢しているなと思うくらい暑くなる。このLED電球の40ワットタイプを使っても良いというのなら買いたいが、新しいものを嫌うタイプだからおそらく拒絶するだろう。
色調、照度が可変の新電球が発売されたらテストとして買いたいと思うが、価格がリモコンも含めて幾らくらいになるかがいわゆるオープン価格なので分からないのが残念だ。標準的なシンプルなものが確か4千円くらいだったから、その倍くらいだろうか。いずれどこかの商品紹介記事に出るだろう。楽しみな商品が出たものだ。輸出商品としても力を発揮するのではなかろうか。