効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

子ども達のユニセフ募金活動

朝から本格的な雪が降った。午前中でやんだが、一時は屋根が白くなるほどで、この冬初めてのことだ。
春日大社の外郭団体に世界文化少年団という小学生のグループがある。毎年正月三が日に春日大社に初詣を済ませて帰る人たちに向かってユニセフ募金の呼びかけをしてくれている。春日大社でこの少年団の世話をしている方が、グループの小学生の代表2人を連れて、今朝10時前に募金を日本ユニセフ協会奈良県支部の事務所へ届けてくださった。県支部の専務理事をしている連れ合いがこれを受け取ることになっていたために、近鉄奈良駅の近くにある事務所まで車で送ったのだが、結構激しく雪が降っていて、家を出るときの外気温も2度少し。事務所へ来てくれた代表の子ども達も寒かっただろう。小学生3年と4年の女の子だった。奈良新聞社からの取材もあって写真を撮られてはしゃいでいたのは可愛かった。
募金として集めてくれた額は99万円を超えていた。3日間で延べ35人が募金を呼びかけてくれたのだ。リーダーが午前だけで帰って良いよといっても、午後も続けてやるといって頑張ってくれた子ども達もいたそうだ。この子たちの親御さんの中には、昔このグループでユニセフ募金をした人もあるという。この活動が始まってから30年以上の歴史があればこそのことだ。
経済状況が暗転している中で、ユニセフ募金に応じてくださった方々にも感謝で一杯だ。このような募金に応じる心の余裕がなくなっているのが一般だろう。子ども達が呼びかけたエネルギーが、参詣から帰る人たちに外の世界へ気持ちを向けさせたに違いない。この募金はそのまま国連のユニセフ本部に送られる。円が高いために、子ども達、そして募金に応じてくださった皆さんの気持ちが拡大して伝わることになるはずだ。