効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■キヤノン製のプリンターインクカートリッジ

自分はキャノンのプリンター(MG6530)を使っているが、その中にはめ込んであるのは、使用済みのカートリッジを回収して同色のインクを注入した物で、商品名はエコリカ。価格がキャノンの正規品よりも安い。これはキャノンの経営戦略の一環だと思っていたのだが、そうではなかったようだ。

報道によると、プリンターに使うインクカートリッジの仕様を変えてリサイクル品の販売を妨げたのは独占禁止法に違反するなどとして、リサイクル品製造・販売大手のエコリカ大阪市)がキヤノンに仕様変更の差し止めと3000万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が2日、大阪地裁であった。谷村武則裁判長は仕様変更について「違法ではない」などとして、エコリカ側の請求を棄却したようだ。

プリンターのインク残量が表示されるのが便利だったが、キヤノンが2017年に発売したカートリッジのインク残量を表示するICチップの仕様変更をしたために、エコリカの再生品では表示が常に空だと表示されるようになったらしい。エコリカ側は、キヤノンにとって競合するリサイクル品を販売できなくすることで市場への参入を妨害しているとし、仕様変更は独禁法違反に当たると主張。一方、キヤノン側は、残量データの初期化はできなくても印刷は可能な設計で、リサイクル品の開発も可能と反論。仕様変更は正当として請求を退けるよう求めていた。

裁判の判決では、インク残量が表示されなくてもカートリッジの本質的な機能に大きな影響を与える問題ではないとの見方を示し、消費者が「純正品の購入を余儀なくされているわけではない」と指摘。独禁法が禁じる「抱き合わせ販売」には該当しないと判断した。

使う側から見ると、インク自体はこれまでと同じように使えるが、いつ使い切るかが分からないのは不便には違いないものの、突然からになっても対応出来るように、予備を一つ追加しておけば済むのだから、それほど大きな問題ではないように思える。エコリカのインクカートリッジの再利用が出来なくなった訳ではないのだから。

 

エコリカのインクカートリッジ

 

 

 

 

 

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