2日ほど前にインクジェットプリンターを買った。いままでワイフと一台を共用していたのだが、こちらが自宅で仕事をする日数が増えたので、一緒の部屋でパソコンを使うと気が散って仕方がないといって、パソコンを一階にある自分の部屋に移動させたいと云いだした。彼女の方がプリンターをよく使うので、今のものを譲り、自分用に新しく買うことにした。こちらは複数台のPCを使うので無線LANで操作できるものを選択。昨日から今日にかけて設定作業をするのに案外時間が必要だった。新しいものは、2万円そこそこのものなのに、コピー機能や、スキャンデータをPDFに落とすこともできるなど楽しみだ。それだけに慎重にマニュアルを読み込んだ。マニュアルは若干難解で、初めてこれを設置した人で、パソコンソフトについての知識が少ない人にとっては、設定は不安一杯だろう。特に無線LANに関わるところには専門用語も多くて、PC側の設定次第でうまく行かないこともある。インターネットのファイヤーウオールが入っていたのが障害になって一つの機能がうまく入らなかった。途中で気がついて修正したが、初めての人だったらまず困惑するに違いない。
これの仕様を読んでいて、アイドリング状態だと3.2ワットの電力を使用することが分かった。電源オフの時には約0.7ワットと案外少ない。これには交流から直流への変換ロスも入れての数字だから、メーカーの努力が伺える。インクを消耗する率がどの位か、しばらくチェックする期間が必要だ。このコストが意外にかかるのだが、インクだけ買ってきて注入する方式がうまく行くかどうかをこれから確認しなければなるまい。プリンターメーカーの収入源を奪うことになるのではあるが。
