効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■目に見える気候変動

報道によると、米国で10日夜から11日にかけて数十の竜巻が発生し、南部や中部の州で多数の死者が出るなど甚大な被害をもたらした。大平原で寒気と暖気が遮るものなく衝突し、スーパーセルと呼ばれる巨大な積乱雲が発生する条件が整い、多くの竜巻が起きたとみられている。

米中部は、竜巻の頻発地域で「竜巻街道」と呼ばれる。北極からの寒気団とカリブ海からの暖気団が衝突し、 大気が不安定になった時に竜巻が発生しやすくなる。西部のロッキー山脈と東部のアパラチア山脈との間に大平原が広がり、寒気と暖気を遮るものがない。上空には、ロッキー山脈を越えて乾燥した偏西風が吹き、上空に行くに従って風向が時計回りに変化することが多く、積乱雲が回転しやすくなる。 これらの気象条件がそろうと、強力な竜巻が多数発生する傾向がある。

米海洋大気局(NOAA)によると、米国では2020年に竜巻が1075個(速報値)発生した。竜巻は通常、5~6月が多く、12~2月は少ない。

報道では原因は解明されていないとするが、気候変動の一つの表れだろう。この間は、カリフォルニアで大干ばつ、コロラド川も同様。欧州では氷河が大きく後退している。南米でも干魃。

これからこのような異常現象が通常となる方向に向かう可能性が高い。人間社会の安定性は低下の方向に向かうのは避けられないだろう。

 

 

 

 

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