効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■木質バイオマス・ガス化発電のCO2・熱をトマト栽培に利用

エア・ウォーター大阪市中央区)は7月1日、長野県安曇野市のトマト農園敷地内に設けた木質バイオマス発電を行う「安曇野バイオマスエネルギーセンター」で、国内初となるガス化発電方式による「トリジェネレーション事業」を開始した。トリジェネレーション事業とは、熱源から生産される熱・電気に加え、発生するCO2も有効活用するエネルギー供給システムのこと。同事業では未利用木材を活用した発電により地域の林業振興に貢献するとともに、発電設備から排出される熱とCO2をトマト栽培に利用することで農業コストの削減・持続可能な農業事業の促進につなげていくという。

荒廃しつつある山林で伐採された木材を利用し、跡地に植林をすることが出来れば、ダブルにCO2排出の抑制ができる。トマトはCO2を吸収して育つから、地域のエネルギーシステムとしては理想的な地球温暖化対応の形となる。トマトが温室栽培されているとすれば、温室の構造の一部に太陽光パネルを使うか、透明な太陽光発電セルを使って、新たな電源として利用することも考えられる。これからはこのような農業と太陽光発電を共存させるエネルギーシステムがメガソーラーより地域で選択されるようになると思っている。現在の農地の有効活用になるからだ。いわゆるソーラーシェアリングだが、今回のような地域の山林も組み合わせることができる地域は案外数が多いかも知れない。

 

 

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