今日は二人とも医者のアポがあった。午前中にワイフを駅まで車で送り、昼食後自分は眼科へ行った。白内障手術後の定期検査だが、特に問題はないということで半年後に再度検査を受けることにして帰宅。その途中、駅前のショッピングセンターで買い物をして、短時間駐車場に戻ろうとしたら、出口のところにいつも通り、ビッグ一イッシュウ（The Big Issue）を売っている人がいた。一冊350円だがその内180円がいまホームレスになっているこの人の手に残る。これで生活を支え、次の仕事を見つける時間を稼ぐのだ。ワイフもこの地域で買い物をするのならこの雑誌を買うかも知れないと思ったが、病院での時間で一杯だろうからショッピングする時間はないだろうと思って買ったのだった。ところが、帰宅してから少しして帰ってきたワイフの荷物の中に一冊のビッグイッシュウが納まっていた。ワイフはこの雑誌を売る人とは顔馴染みになっている。矢張り素通りできず買ったのだった。10月15日号にはフードバンクを主題として記事が掲載されている。これも資源と環境と貧困を巡る重要な課題を少しでも緩和しようとするものだ。内容の良い雑誌だし、社会復帰を支援できるのではあるが、同じものが二つあっても勿体ない。誰かに一冊進呈することにしよう。支援の気持ちが拡大するチャンスを作れれば申し分ないことだろう。フードタンクも、無駄になる食品を、それがあれば助かる人達に届ける社会活動をしている。その活動を広く知って貰う必要もあるだろう。
