効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

興福寺塔影能

今日5時半からあった第26回興福寺塔影能の行事に二人で参加してきた。始まるまでに時間があったのでお詣りしたが、東金堂の仏像にこんな時間にお詣りしたのは初めて。光に浮き出た仏像を眺めると、何か救われた感じもする。優美な興福寺五重塔の傍に舞台が設定されていたが、雨が降らなくて良かった。狂言と能が上演されたが、その前に仏像に向かっての総礼(三度礼拝)があったのも良い経験となった。今日の演し物は狂言で「棒縛り」、能で「融」。狂言の方は内容を予め知っていたし、能面を付けていないので何とか狂言師の言葉も捉えることができて楽しんだが、お能の方は、予めネットで内容を調べていったが、演者の語る内容は補聴器を付けているものにとってはどうしても飛び飛びになって把握できない。笛、鼓、太鼓の強い響きに魅了された方が気持ちに残った気がする。もう一度能の語りを辿る必要がある。だが、毎年恒例の行事に招待を受けて参加できたのには感謝で一杯だ。来年も可能ならば是非と思っている。