効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

2010年が始まった

恒例のNHK紅白歌合戦が終わって、普通ならNHKテレビが全国の年越しを放映するのを見るところを、今年は奈良テレビに切り替えた。今年から始まる平城遷都1300年祭の幕開け行事が奈良県各地で行われるのを見たかったからだ。また、奈良公園の会場で小学校時代の級友が年男の最高齢者として開会宣言をするという連絡も受けていたので、その現場を見ることを期待もしていた。各地で一斉に開会宣言が行われ、奈良公園が撮されたのはかなり後だったので友人の勇姿を見ることはできなかったが、室生寺を始めとした奈良の古刹での動きがライブで伝えられ、それに平行して1300年祭の内容が映像で流され、これから一年の間に予定されている内容を把握することができたのは有り難かった。ワイフが専務理事をしている日本ユニセフ協会奈良県支部が設立されて10年になる年でもあり、その十周年行事もかねて1300年祭のプログラムに7月に参加する予定になっている。自分も理事だから側面支援をしなければならないが、会場とかのイメージがいままでもう一つ把握できていなかったのが、具体的に映像として見ることができたからだ。
昨夜から風が強い。日本全国の風力発電はフル稼働しているところが多いだろう。大晦日の電力需要は普通の夜間と違って多いはずだ。工場や事務所が閉まっているから全体は下がっているとはいえ、日本全体が活気づいているのだからそれだけ需要を押し上げているはず。だから電力会社としても風力をうまく活用できるだろう。変動対応に必要な石油やガス火力がフレキシブルに稼働できる余裕幅があるからだ。太陽が上がってくると太陽光発電が発電し始める。その押し上げが大きければ、工場などが止まっている地区では電力需要自体が下がっているから配電系統の電圧が上がって発電しなくなるところも出てくるかも知れない。天候によって出力が変動する電源を系統に受け入れるのは、今のままの設備では必ずしも容易ではない。これが昨日書いたスマートメーターの設置とつながるのかも知れないが、ちょっとピントが合っていない感じもする。