効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

今日一日は

東京一泊を利用して、エイモリー・ロビンスの新著の拙訳「新しい火の創造」を出してくれたダイヤモンド社の編集者・記者と午前中に近況の意見交換。うわっと売れる本ではないが、じっくり長続きするのではないかという見解を聞いてすこしホッとした。エイモリーは、日本でも知る人ぞ知るという存在なので、じわじわとしか著作の伝搬は進まないのは理解できる。だが、拠点となる主要書店でいま平置きされているのを長く続けてほしいものだと願っている。
打ち合わせの後、上野にある芸大の美術館で開催されている展覧会に行こうと思ったが、風が強くて寒いし、帰宅が遅くなる可能性もあるので諦めた。先日NHKの教育テレビで放映されたプログラムで知ったのだが、戦時中に米国在住の日本人が収容されたキャンプで、収容された日本人が自分の生きていることを示すが如くに創られた手作りの美術的作品が展示されているのを見たかったのだ。枯れ木や石ころを工夫して組み合わせた作品をテレビで見たが、人間が生きるとはこういうことかと感じたから実物展示を見たいと思ったので、少なからず残念だったが。
すぐに新幹線に乗ったので帰宅はまだ日が残っている時間帯だった。奈良も寒い。テレビは12月下旬並みだと伝えている。