効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

日本原燃、再処理工場竣工を21年度に延期

日本原燃は22日、使用済み燃料再処理工場(青森県六ケ所村)とMOX(ウラン・プルトニウム混合酸化物)燃料加工工場の竣工時期を変更すると発表した。再処理工場の竣工時期は「2018年度上期」を「21年度上期」に、MOX燃料加工工場は「19年度上期」を「22年度上期」にそれぞれ繰り延べた。この再処理は、核燃料サイクルが維持できることを前提にしたものだが、プルトニウムを燃料とするもんじゅ廃炉が決まって、核燃料サイクルは成立しなくなっている。MOX燃料も、これを使える既存の原発も多くはないから、再処理は放棄しなくてはならないものだ。しかも再処理工場の竣工時期は何度延期されたことか。これを放棄すると、使用済み燃料の保存場所になるして青森県が反対するから仕方なく延期という手段をとったのだと思う。原発が稼働すれば必ず使用済み核燃料は発生するから、中間的な保存方式を採用せざるを得ないだろう。だが、それには保存場所になる自治体や住民からは強い反発は必至。取りあえずは延期という弥縫策はやめることだ。