効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

スマートエナジー・セミナー

昨日から夙川に住む息子の家族が来ていた。もうすぐ3つになる孫娘のお相手に当方は2人とも疲れてしまっていたが、自分だけそこから抜け出して午後、大阪のグランフロント大阪コンベンションセンターで開催されたスマートエナジーセミナーに参加してきた。開始時刻を1時半からと勘違いしていたことに電車に乗ってから気が付いたが、何とか滑り込み。会場は130人ほどで満席。今回の主たるテーマは、エネルギーの地産地消、VPP(バーチャルパワープラント)、ブロックチェーンだった。ブロックチェーンがエネルギーの取引に使われる可能性があるとは感じていたが、それを確認できたのは有り難かった。ブロックチェーンは参加者がデータの信憑性を維持し合うものだが、通貨の場合と違って、エネルギーの場合、数量単位に与えられる価値がケースケースで異なってくるはずで、この違いをどのように克服するかについてはまだ理解できていない。もう一つ興味を惹いたのは、非常用発電設備によくディーゼル発電が使われ、燃料油が非常時に備えて貯蔵されているが、いざというときに品質が劣化してエンジンが動かないケースがあるため、保存しても劣化しないLPGを燃料にした電源システムが適しているということだ。また、大型の蓄電装置には、鉛蓄電池が現実に使われていることも知り、リチュームイオン電池が万能ではないという自分の日頃の考えが裏付けられたのは幸いだった。